どうも越智です!
今回はXTオートの使い方特集の記事を作成させていただきました。
コンパクトなXTオートは家、外でどちらも使用ができるバランスの良いCPAPです。
「小型すぎると音が気になる・・・でも持ち運びをしたい・・・!」
そんな要望をかなえてくれるのがXTシリーズ、ご興味がおありのかたは是非ご覧いただけましたら幸いです!
もちろんお問い合わせも大歓迎です^_^
当サイトのなかでも最もお求め安い価格のXTフィットの問い合わせは多く、そのほとんどが「オートとの違い」です。
見た目と大きさは全く一緒なこの2機種ですが、CPAP治療するにあたって大きな違いの部分になりますのでまずは抑えていただくと幸いです!
日本でレンタルされているCPAPのほとんどがオートCPAPです。
オートCPAPは最低圧と最高圧を設定でき、寝初めは最低圧、無呼吸が起きたら自動的に圧が上がる、というものです。
オートCPAP設定ができるCPAPはすべて固定の設定にも変えられます。
XTフィットは固定設定のみとなりますので、現在固定のみで使用している方以外のご使用はあまりオススメいたしません。
固定設定で安定しているかたでコンパクトなCPAPをお求めの場合ご検討いただければ幸いです!
ここでご紹介させていただく使用方法はほぼ同じものになりますので参考にしていただけでばと思います。
それではここから実用的な設定方法をご紹介いたします!
現在使用中の方も、これから機種選定する方もみていただけたらと思います。
例えば、固定の10cmH2oで設定している場合に、ランプ設定をしない稼働させると最初から10cmH2oの圧力がかかります。
その風の圧力がつらいと感じる方のためにランプ機能があります。
(XTオートの圧上昇はゆっくりなので徐々に上がり始める感覚です。)
オート設定の場合は睡眠中に無呼吸が起きても設定した時間までは圧が上昇しません。
つまり、入眠時の覚醒を防ぐためにあるのがこのランプ機能なのです
・画面に『Ramp』『数字』『min』と出ているところがランプ時間の設定
・画面に『Ramp P』『数字』『cmH2o』と出てきているところがランプ圧
①ランプ時間は動画の通りに右の上下のボタンによって5分刻みで最大45分まで設定できます。
②決定するときは左のページボタンを押します。
③次にランプ圧ですが、こちらも右の上下のボタンを押して0.5刻みで設定できます。
風の圧力の設定は4cmH2oから、となりますが「ランプ時では3cmH2oで設定できますが、XTシリーズのランプ機能は動画に書いてある通りに固定圧の設定でしか使用ができません。
オート設定の方はランプ機能の代わりに『治療開始圧』を設定できます。画面上で『Init』『数字』『cmH2o』と出ている画面で設定すれば、稼働時は『治療開始圧』で決めた風の強さとなります。
CPAPはお部屋の風を取り込んで体に送り込み、閉塞性の無呼吸が起きにくい環境を作るものです。ということはお部屋が乾燥している場合、乾燥した風がそのまま入ってくることになるので、乾燥感やのどの渇きを感じることがあります。そもそもCPAPの副作用は乾燥なので、ここの対策は絶対に必要になる部分です。ここからはXTシリーズの加温加湿器の設定方法をご紹介いたします。
加湿器の水は水道水やミネラルウォーターではなく「精製水」をご使用下さい。コンタクトレンズ用などの水がそれにあたります。つまり「蒸留水」なのですが、基本的に「精製水」として販売されています。
※加温加湿なので栄養素の高い水は成分が残り不衛生になる、という衛生面での観点です。
XTシリーズは本体ではなく、加湿器側で電源On・Off・加湿レベルの変更をすることになります。
1・本体側と加湿器を合わせてXTシリーズを設置。この段階ではしっかりと固定されるわけではなく不安定です。
2・加湿タンクを合わせ設置部分を押しながら滑らせる。CPAP本体のホース接地面と加湿タンクの風の吸い込み口をしっかりと接続します。
3・加湿器とCPAPのコード接続しCPAP用のコードを加湿器に取り付る。加湿器側面の緑色のスイッチを入れると電源が入ります。
4・CPAP本体の画面が通常の画面になったら普段通りにスイッチを入れると風が出てきます。
5・加湿レベルを変更するには加湿器横のダイヤルを回す。数字が大きくなるほど加湿レベルがあがります。
使い方としては以上となります。
加湿レベルの目安ですが、お部屋の環境や季節、体調によっても違うので実際に使ってみて加湿レベルの変更をしてみてください
XTオートは減圧機能を設定することができます、
ドリームステーションやドリームステーションGOであれば『FLEX』、
スリープスタイルでは『呼気リリーフ』
AS10やエアーミニでは『EPR』
と呼ばれている減圧機能、XTオートでも同じように設定することが可能です。
使用時に「息が吐きづらい」と感じる場合にのみ設定するのをオススメいたします。
最初から減圧機能を付けて使用ではなく、使用していて呼吸がしづらい場合に設定してください。
動画にあるように『C』と表示されている画面が減圧設定の画面です。
『0~3』の数字を選べば減圧幅が変わります。この数字が大きくなるたびに息を吐くときに減圧幅が大きくなります。
今回はXTシリーズの使用方法と使い方の説明をさせていただきました!
いままでもこういった形で記事にさせていただいていたのですがそれをよりわかりやすく!とまとめております。
「こんな解説がほしい!」「あの動画を作って欲しい!」などご要望がございましたらいつでもご連絡ください!
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