どうも越智です!
日本は少し寒さも緩まってきましたでしょうか?
これからを思うと花粉の地獄が・・・
春は私が一番苦手な季節で、どうにかしてこの花粉から逃げたしたいのですが、むずかしいですね・・・
点鼻薬もあまり使いすぎたらよくないものも多く、依存してしまわないように気を付けて使いましょうね!
改めてではありますが、日本で睡眠時無呼吸症候群のニュースを目にする機会も増えてきました。
わかってはいるけど、改めてこのような情報が日本の方の目に触れることはとても意義があると感じUPさせていただきます!
睡眠時無呼吸症候群は咽頭付近の空気の通り道が狭くなり、いびきや日中の眠気、倦怠感などの症状が起こる。肥満の中高年男性を中心に患者は300万~500万人と推計されている。
睡眠中の検査で、寝ている間に呼吸が止まったり、止まりかける睡眠呼吸障害が1時間に5回以上あって、かつ日中の眠気や疲労感などの症状を伴う場合に睡眠時無呼吸症候群と診断される。
睡眠中に呼吸が止まると一時的に酸欠状態になる。覚醒により呼吸が再開し、急激に酸素が体中の組織に入るのを繰り返すと間欠性低酸素血症になりやすい。こうなると血管内皮が障害され、体内に炎症が起き、さらに脳・認知機能にも悪影響を及ぼす。順天堂大学医学部公衆衛生学講座の谷川武教授に聞いた。
「間欠性低酸素、胸腔内圧の亢進、眠りが分断されるなどで交感神経を睡眠中も亢進させると疲れが取れません。他に糖尿病、高血圧の原因にもなります。本来、睡眠中は副交感神経が優位になり、心身を回復させ、呼吸や循環、内分泌機能などのバランスが取れます。ところが睡眠時無呼吸症候群で交感神経活動が亢進すると調整機能のバランスが崩れ、内分泌系の異常や体内の炎症に繋がります」
睡眠時無呼吸症候群は不整脈のリスクが4倍になる。特に不整脈の一種の心房細動の場合、心房が異常な電気刺激を受けて十分に収縮できなくなって血栓ができる。それが脳に飛んで心源性脳梗塞となり、命を落とすこともある。
1022名を対象に3年間追跡した研究結果によると睡眠時無呼吸症候群の重症例では脳卒中発症リスクが3.3倍になることがわかった。さらに繰り返す間欠性低酸素血症によって、交感神経の亢進とインスリン抵抗性の悪化から、2型糖尿病の発症リスクを高めるとの研究結果も報告されている。
患者は肥満の中高年男性に多いが、痩せている女性にも患者が増えている。しかも日中に眠気を感じない患者もいるので、注意が必要だ。
「眠くなくても慢性疲労がある方、周囲から大きないびきを指摘された方、事故を起こした方は医療機関での検査をお勧めします。そこでは手の指などにパルスオキシメーターを付け、酸素飽和度を調べます。また鼻の下に気流センサーを付けて、いびきや気道の狭窄、閉塞などの呼吸状態を調べるのです」(谷川教授)
多忙な方には医療機関を受診する目安として、睡眠呼吸障害の程度を自宅で判定できるスクリーニング検査もあり、NPO法人睡眠健康研究所が実施している。簡易検査では脳波による睡眠の深さなどの詳細なデータまでは取れないが、障害の程度はわかるので、重症と診断された場合は簡易検査後、直ちに持続陽圧呼吸(CPAP)療法を始めることができる。これは鼻に装着したマスクから、気道へ空気を送り込む治療法だ。
その結果、多くの患者が爽快な目覚めを取り戻している。
■取材・構成/岩城レイ子
※週刊ポスト2018年3月2日号
以上です、過去にも週刊ポストさんが無呼吸を取り上げることはあったのですが
内容が無呼吸の入りだしでもある大切なことでしたので転載させていただきました。
このように、無呼吸に対しての治療の意識が上がっていくことがとても大切だと思っております。
これからも意義のある記事をみつけましたらこちらにて共有させていただきますね ^^)
それでは!
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